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ビタミンの種類と効果 「中編」

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今回は、ビタミンの種類と効果 「前編」の続きの「中編」について話していきたいと思います。

 

下記はビタミンの種類と効果 「前編」のURLなので、まだ見ていない方は、そちらを先に見るのをオススメします。

 https://www.pokepokemaster.info/entry/2020/03/11/003501

⑤ビタミンB6

ビタミンB12

ナイアシン

葉酸

 

⑤ビタミンB6

ビタミンB6は、水に溶ける水溶性ビタミンのひとつです。

 

・ビタミンB6の効果

-皮膚炎を予防する

-食品中のたんぱく質からのエネルギー産生を促進する

-筋肉や血液などの生産を促進する

-以上のことから皮膚や粘膜の健康維持を補助する

 

*ビタミンB6が多く含まれる食品---魚類(かつお、まぐろなど)、レバー、バナナ

 

この中では、一番バナナがオススメです。

 

・ビタミンB6の不足

ビタミンB6が不足すると痙攣やてんかん発作、貧血などの症状を生じます。

 

ビタミンB6は腸内細菌によって合成されるため、欠乏することは少ないです。

しかし、抗生剤を長期間飲んでいる人や径口避妊薬を常用している人はビタミンB6が欠乏することがあります。

 

・ビタミンB6の摂り過ぎ

普通の食事では摂り過ぎになる心配はほとんどありません。

しかし、薬やサプリメントで摂取する場合は適切なご利用方法をこころがけてください。

 

 

ビタミンB12 

ビタミンB12は水に溶ける水溶性ビタミンのひとつです。

 

ビタミンB12

-悪性の貧血に有効です

-葉酸と協力して赤血球中のヘモグロビン生成を補助する

-脳からの指令を伝える神経を正常に保ちます

 

ビタミンB12が多く含まれる食品---動物性食品(牛肉、豚肉、鶏肉)、かき(魚介類)、レバー

 

ビタミンB12の不足

ビタミンB12が不足すると、赤血球に支障をきたし悪性貧血を起こします。

 主な症状として、頭痛、めまい、吐き気、動悸、息切れのほか、手足のしびれや精神的な落ち込みがあります。

 

ビタミンB12の摂り過ぎ

ビタミンB12は、摂り過ぎても、必要以上に吸収されないため問題はありません。

しかし、サプリメントビタミンB12摂取する場合は、注意しましょう。

 

 

ナイアシン

ナイアシンは水に溶ける水溶性ビタミンのひとつで、ビタミンB群の仲間です。

 

ナイアシン---ニコチン酸とニコチンアミドの総称。

体内でトリプトファンという必須アミノ酸からも合成されます。

 

ナイアシンの効果

-糖質、脂質、たんぱく質から、細胞でエネルギーを産生する際に働く酵素を補助する

-以上より、皮膚や粘膜の健康維持を補助する

 

ナイアシンが多く含まれる食品---レバー、魚、肉

 

これらの食品にはたんぱく質も豊富なため、トリプトファンも同時に摂取できることになります。

 

ナイアシンの不足

ナイアシンが不足すると、皮膚炎、下痢、水疱、精神症状抑うつ状態になります。

中枢神経の障害が起こり認知症が現れる場合もあります。

 

*日本で疾患を患う人のほとんどが、アルコール依存症による栄養不足によって、ナイアシンが欠乏しています。

 

ナイアシン摂り過ぎ

普通の食事から過剰になることはほとんどありません。

しかし、薬やサプリメントで大量摂取すると、消化不良やひどい下痢などの消化器系の障害や、肝臓の障害などの過剰症がおこることがあります。

 

適切なご利用方法をこころがけてください。

 

 

葉酸

葉酸は、水に溶ける水溶性ビタミンのひとつで、ビタミンB群の仲間です。

 

葉酸の効果

-たんぱく質や細胞をつくる時に必要なDNAの合成を補助する

-以上より、赤血球の細胞の形成や細胞分裂が活発である胎児の正常な発育を補助する

 

葉酸は、ビタミンB12と協力して血液をつくる働きがあります。

 

葉酸が多く含まれる食品---レバー、枝豆、モロヘイヤ、ほうれん草、ブロッコリー、いちご

 

葉酸の不足

葉酸が不足すると、初期段階では疲労が常にあります。

また、貧血特有のめまい呼吸困難肌の蒼白といった状態になります。

他にも、下痢に伴う体重減少や、舌が腫れて赤くなり味覚の機能も落ちていくようになります。

そして口内炎がよくでき、消化器系の粘膜トラブルを引き起こします。

その他にも、記憶障害不眠症などが現れるようになります。

 

*普通の食事では、欠乏することはないが、妊娠中の女性では、必要な量がふだんの2倍近くになることから不足しやすいため、積極的な摂取が望まれます。

 

葉酸の摂り過ぎ

普通の食事からは摂り過ぎることはありません。

しかし、薬やサプリメントを耐容上限量をこえて大量摂取した場合は、神経障害、発熱、蕁麻疹などの過剰症が起こります。

 

適切なご利用方法をこころがけてください。